Profile

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経歴

 

ミナガワ マサヒコ(Masahiko Minagawa)

MRO(J)


高校を卒業して一浪時代までは故郷の新潟の弥彦村で過ごし、大学進学を期に東京へ。

 

東京都立科学技術大学(現在は東京都立大学)在学時は医療や安全に係わるシステム(マイクロ波レーダーを用いた非接触・自律神経活性度モニターシステム)の研究を行っていました。大学4年時に産業保健人間工学会第12回大会(2007)にて、「マイクロ波レーダーを用いた呼吸波形解析によるメンタルストレスの評価」というテーマで学会発表も。

 

大学卒業後の2008年4月から半導体製造装置メーカー(東証一部上場)に正社員として就職。

一般の人には知られてませんが今のデジタル社会にはなくてはならない縁の下の力持ち的な会社です。世界で初めて半導体チップの自動ボンディングマシンを開発し、世界シェア1位(私が入社した当時は世界シェア3位へ下落)で技術力が世界で高く評価されてました。

 

入社して開発部に配属されて5年、その後、最先端分野のフリップチップ事業部へ異動。最先端分野であるがゆえに、現場で顧客の開発者と二人三脚で共同開発する必要があり、顧客は海外なので日本にほとんどいない日々が続きました。時には徹夜が続くようなハードワークがたたり体にガタがきはじめたときにオステオパシーに出会う。出会ってから3年ぐらいは自分が施術を受ける側でそのまま会社で働いてましたが、勤めていた会社が買収されることになり、これも何かの縁と言いますか(大企業は嫌いというか向いてないので)よい機会だなぁと思い11年勤めた会社を退職(2019年3月末)。そして、自分が施術をする側へ。

 

2019年4月からオステオパシーを教える日本で唯一の学校であるJCO(ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー)に入学。3年かけて基礎医学(解剖学、生理学、病理学など)、多彩なテクニック、臨床を学ぶ。

学校卒業後、立川オステオパシーセンターの場所を借りる形で開業して現在に至る。臨床の傍らでエンジニア時代の経験を生かしつつ、大学時代の研究を応用してCRIの計測に関する研究も行ってます。臨床と研究を両立させながら、より高度な医療技術の開発に貢献することを目指して取り組んでます。

2024年6月10~14日アメリカ・ウエスタン大学(Western University of Health Science College of Osteopathic Medicine of the Pacific)で人体解剖実習に参加。

 

「基礎医学に裏付けされた理論的アプローチ」と「人間の主観に頼った感覚的な発想」。

エンジニアとして現場の最前線でモノづくりをしていたからこそ医学の世界しか知らない人たちより厳密な理論の世界を理解できるし、そういう理解があるから脳などの複雑なシステムのすごさがより具体的にイメージできる面もあります。

両方のバランスを持って日々臨床でクライアントと向き合ってます。

 

仕事の外ではマラソン登山トレイルランニングクライミング自転車を「より安全に」「より楽に」「より美しいフォームで」「より長く(時間、期間、競技寿命)」「より高いレベルで」楽しむためにはどうしたらよいかを日々追求してます。私は普段の姿勢からだの使い方呼吸食事睡眠という基本を重視してます。

基本のひとつひとつは小さく地道で根気がいる作業なので敬遠されがちですが、この小さな積み重ねによって修得した精度の高い身のこなしが目標が高ければ高いほど求められると思ってます。

 

基本的に仕事も走ることも登ることも好きだけど、ひとつにすべての情熱を傾けるほど熱中できない半端者です。

夜遅くまで仕事したり、休日を返上してまで仕事はしたくないし、毎週のようにマラソンの大会に出たいと思わないし、暇さえあれば山に登りたいというわけでもない。

 

家でぐ~たらのんびりしたいし、面白そうなことがあればとことん研究したいし、面白そうなイベントがあれば参加したいし、国内でも海外でも旅行にも行きたいし、映画、舞台、コンサートにも行きたいし、自分で作る料理もいいけどたまにはプロが作った本物の美味しいものも食べたい!


好きなときに好きなことをする。

やりたいことをやりたいときにする。

自分の好きなことを自由に楽しんでます。

にもかかわらず目標は高いです(笑)

高い目標を設定して達成するのが好きなのかもしれません。

やると決めれば集中してとことんやります。ただ、やると決めるまでに時間がかかるのですが、、、

 

山、クライミング、マラソン、自転車の魅力は”全力”になれることだと思います。私のような中途半端な人でもひとたび山に入れば、岩にはりつけば、大会に出れば全力で臨まないといけません。人は全力でやって自分の望む結果を得たときに”喜び”を”生きてるという実感”を得られる!魂がすりきれるような!体力も何もかもひとかけらも残らないような!自分の全身全霊をありたっけ注ぎ込むような感覚を味わいたい!

ウルトラマラソンやステージレースは全力でやっても結果が得られないこともあります。この悔しさがさらなる挑戦につながる。

 

何より大切なものは ”自分自身に負けない強い心” です。何をしていても波があるので諦めたくなるほどやめたくなるほど辛いことが必ずあります。何度リタイアしても諦めてしまっても悔しさをバネに闘争心を失わない限り、自分自身に負けない限り恥じることはありません。

 

オステオパス、エンジニア、研究者、クライマー、ランナー、サイクリストとしてさまざまな経験をすることで感じたことは突き詰めようとすればするほど、世の中わからないことだらけということです。わからないことだらけだからこそ、自分の専門分野に固執して狭い視野でものごとを見るのではなく、もっと多角的な視点で自分の足で動き、自分の五感で見聞きしていかないと見逃してしまうことがたくさんあると思うのです。

 

ひとつの道を究めることも大事ですが、私のように多角的な視点で見る人がいてもいいのではないでしょうか?

 


オステオパシー


私が大切にしていることは”素朴”であること。

 

”素朴”とは自然のままであり、あなたが持つ人体の構造と機能に逆らわないこと。

逆らわないからこそ潜在能力を最大限生かせるし、無理がないから病気にもなりにくいし、怪我もしにくくなる。

ただ、構造と機能は人それぞれ。だからこそ、誰にでも同じことをするのではなく、あなたに合わせた施術と説明を行います。

 

”素朴”とは本来どうあるべきか?というあるべき姿を追求することでもある。

施術は意図を持って、ひとつひとつの動きを大切に。派手なことや特別なことはやりません。じっくりしっかり見逃しのないように出来ることを確実にやります。

 

2019年4月からJCO(ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー)に入学。3年かけて基礎医学(解剖学、生理学、病理学など)、多彩なテクニック、臨床を学び、国内で1,700時間以上のインターン研修を行う。

※ OIA(オステオパシー国際連盟)が推奨するインターン基準は1,000時間以上

2022年にJOF公認のMRO(J)を取得、日本オステオパシー学会 (JOA) に所属。

 

JCO卒業後は立川オステオパシーセンターで場所を借りる形で開業。

開業しながらこの道50年のキャリアを持ち、JCO創設者のひとりでもある立川オステオパシーセンター院長の平塚晃一先生の下で修業中。現代日本のオステオパシーの礎を築いた先生の下で学び、学んだことを次の世代へも伝承していきたいという思いでやってます。

 

日本の教育(JCO)の特徴は各テクニックの創始者達から直接教育を受けてきたところです。さらに、今も創始者ファミリーと交流があり、定期的に国際セミナーを行うことで知識と技術を常にアップデートしてます。

 

本だけでオステオパシーを学んでいる人もいますが、アメリカの最先端の知識とテクニックが学会などに発表され、そこから検証されて、本の形になるのに10年かかります。それが日本語に翻訳されるとさらに10年かかります。つまり、日本にいると常にアメリカから20年遅れた情報しか得られないことになります。しかも、日本語に訳される段階で誤訳が多いのも問題です。

国際セミナーに定期的に参加することでこのタイムラグをなくしてます。

さらに、実際に先生のテクニックを自分で体感してみたり、自分がやって受け手の先生のフィードバックをもらわないとわからないこともたくさんあります。

 

オステオパシーは日本で国家資格として認められてませんが、アメリカでは医師として認められてます。ヨーロッパやオセアニアでも国家資格として認められてます。高校のときは医学部に行きたくても医学部に行けるほどの学力もお金もありませんでした。今思えば医師になれなくてよかった。オステオパシーの方が自分に合ってると思ってます。

 

「学力がなくて医学部に行けなかった奴は医学を語るな!」的な意見を持つ人もいるようですが、私はそれは違うと思う。学力の伸びは人それぞれであり、子どものときから勉強ができる人もいれば大人になってから成長する人もいる。そういう門戸を狭くする考えはよくない。そもそも医学は勉強ができる人だけが学ぶ難しいものでなく、自分のことなんだからむしろ、誰でもわかるように簡易化しないといけないと思う。人体のように複雑で難しいことを誰にでもわかるようにシンプルに正確に説明できることをみんなが目指すべきだと思う。

 

私の施術方針とこだわり

 


エンジニア


プログラミングは大学で初めて勉強しましたが、最初は「0」と「1」しかわからない融通の聞かない奴のためになんでこっちがこんなに考えないといけないんだと思って大嫌いでした。

 

必修科目だったにも関わらず単位も落としました。私は単位取得マニアだったのでいろんな講義を取っていたのですが、大学生活で唯一単位を落としたのはこのプログラミング言語の一つであるC言語の講義でした。

 

その後、悔しかったので独学していたらソフトウェアの面白さと可能性に気が付き、大学卒業後はソフトウェア開発できる仕事に就きました。

 

会社では装置に組み込むソフトウェアエンジニアとして顧客と仕様交渉、仕様書作成、コーディング、テスト、メンテナンス、顧客対応とソフトウェア開発の一通りの流れを経験。入社後数年は周りについて行けずかなり苦労しましたが、最後の方は1セットで数千万円する装置の自動化(車で言えば自動運転みたいなイメージ)をメインにバリバリコーディング&現場対応をしてました。顧客が海外だったのでアジアを中心に海外を飛び回ってました。

 

エンジニアの分野も医師と同じで専門化が進んでいて、自分の専門分野は詳しいけど装置全体を考える人が少なくなっていました。部分最適が全体最適につながればそれでも良いと思いますが、現実は装置全体を把握してない部分最適は最終的な成果物が決して良いものとは言えなかった。専門化が進むとひとつひとつの影響力が薄れるという面もあります。自分の分野をいくら頑張って良くしても全体への影響度は決して大きくはない。

 

これらの経験から勉強はどんな環境で誰に教わるかがとても大切なんだなぁということに気が付かされました。最初から何でも理解できる人ではなく、最初は理解できなくても努力というか工夫して理解した人に教わるのが一番だと思います。わからないことをわかるようにした過程も教えられるし、わかる人の気持ちだけでなくわからない人の気持ちもわかるから。

 


マラソン・トレイルランニング


富士山マラソン
富士山マラソン
バンクーバーマラソン
バンクーバーマラソン
ホノルルマラソン
ホノルルマラソン

 

校内マラソン大会で入賞したという過去の小さな栄光が忘れられず(笑)今でも続いている趣味。

 

普段から食べる量が多く、油っぽいもの、甘いものが好きという太る才能に恵まれた私は運動をしないとすぐ太ってしまうため普段から走っています。一番太っていたときは92kgありました。。。(今は70kg前後)

 

陸上部に所属したことはありませんが走ることが大好きです。週に1回は走らないとなんか気持ち悪い感じになります。

 

今までの大会記録と目標

 

◆ ハーフマラソン

 

初レース : 1時間52分3秒

ベスト : 1時間28分41秒(2012.04.08)

 

◆ フルマラソン

※ フルマラソンは3回だけでステージレースへシフト

 

・ホノルルマラソン

・静岡マラソン

・バンクーバーマラソン

 

初レース : 4時間4分4秒

ベスト : 3時間49分40秒(2014.03.02)

 

 ◆ ウルトラマラソン

※ ステージレースのトレーニングでウルトラマラソンも

 

・第24回 チャレンジ富士五湖(112km) 77km地点でリタイア

・第20回 四万十川ウルトラマラソン(100km)79.5km地点でリタイア

・第21回 四万十川ウルトラマラソン(100km)完走!

 

初レース : 77kmでリタイア

ベスト : 13時間28分59秒(2015.10.18)

 

 ◆ トレイルラン

※ 走るスタイルではトレイルランが一番好み。でも、トレイルランの大会は山や登山者に迷惑をかけるので好きではない。

 

初レース : 鎌倉アルプス・トレイルラン(20.8km)

ベスト : 1時間58分24秒(2009.02.22)

 

◆ ステージレース

 

・プレ大会 白山ジオトレイル 2013(3日間100km)6位で完走!

・第1回 白山ジオトレイル 2014(7日間250km)4位で完走!

・2014年 東海道五十三次ウルトラマラニック Stage9, 10, 11(約131km)完走!

 

目標 : 世界の山岳ステージレースを完走

 


登山・クライミング


勤労者登山連盟所属の山岳会に所属。(現在、副会長)

山岳会主催の公開登山教室の責任者を勤める。 (2020年~)

2022年八王子市民講座「初心者のための、登山の基本とスマホ登山用GPSアプリの使い方」の講師。

2023年たちかわ市民交流大学・団体企画型講座「初心者のための登山セミナー 地図読み」の講師。

 

弥彦山の麓で育った私にとって山はとても身近な存在。子どもの頃から暇さえあればトレーニング目的で弥彦山に登っていました。弥彦山の山頂からの景色が好きで今でも実家に帰ったときは登ってます。

大学進学を期に東京へ上京してから山とは無縁の生活を送っていました。

 

が、

 

何も知らずに申し込んでしまったトレイルラン大会のトレーニングのために東京にある高尾山を毎週ひたすら登り続けてました。

 

高尾山でいつものトレーニング中に偶然にも今所属している山岳会主催の公開登山教室のチラシをもらう。

チラシの内容を見た瞬間、登山教室に参加することを即決。

当時はまだ20代の半ばで参加者の中でダントツの若さを誇ってました(笑)

 

登山教室を通してみんなで山を登る楽しさと山の魅力を知る。

教室で連れて行ってもらったはじめての2,500m級の山(金峰山、瑞牆山)で高い山ってすごいなぁって今まで登っていた山との違いに衝撃を受けたのを良く覚えています。

 

もっと山の世界を知りたい!と思うようになりそのまま会に入会。

この感動を誰かに伝えたい!

私も山の魅力を伝えたい!

 

と思っていたときに登山教室のスタッフをやらないかと声を掛けてもらい現在に至ります。

今でも責任者をやりつつ、登山教室のスタッフとして登山の基礎知識と山の魅力を伝えています (2024年で15年目)。

 

◆ 登山歴

 

北アルプス

前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、槍ヶ岳、燕岳、大天井岳、白馬岳、朝日岳など

 

南アルプス

北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、塩見岳、地蔵岳、観音岳、薬師岳など

 

八ヶ岳

赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山、横岳、硫黄岳、蓼科山

 

奥秩父

金峰山、瑞牆山、甲武信ヶ岳など

 

いろいろ

 

海外

ミルフォードトラック(ニュージーランド)

→ 体験記はこちら

 

◆ アルパインクライミング

北岳バットレス(第4尾根)

 

◆ クライミング

日和田、広沢寺、越沢バットレス、小川山、佐久の岩場

二子山中央稜

 

◆ ボルダリング

ホームジム : B PUMP、マーブー、JET SET

 


自転車


愛車 : 丸石エンペラー
愛車 : 丸石エンペラー

 

天気が悪い日以外は自転車で通勤してます。

杉並~立川の片道約20km。

電車だとスマホばかり見てしまうので、自転車から見る景色、考え事をしながら楽しんでます。

 

◆ヒルクライム

浜石岳

 

◆ トレーニング

梅ノ木峠

奥武蔵グリーンロード

 

輪行

房総半島横断

東北被災地(松島~大船渡)を巡る

沖縄島一周


その他の好きなモノ・コト


● 町の探検、歩き回るのが好きです♪

 

城があって山と海も近い場所に移住したい!

かつて城があった地域は文化的な町が多く歩いていて楽しいです。

 

好きな町 : 弥彦、鎌倉、神戸、嵐山・嵯峨野、松本、弘前、盛岡、高知、金沢、谷根千、西荻窪、国立、高円寺、野方など

・ 雰囲気のよい美味しいお店を歩き回って開拓するのが好きです。

 

● 面白そうなイベントを探して参加するのが好きです♪