卓越する


あなたは自分自身を熟知し自分自身を自由に操れるようにならなくてはいけません。


そのために一番大切なキーワードは“ 卓越” です。

自分自身を自由に操るということを言い換えれば卓越することです。

 


◆ 何かに精通するためには?


ここ20〜30年の何人かの専門家による意見によると何かに精通するには1万時間かかるそうです。

 

音楽、身体、ビジネス、社会、どんな分野においても1万時間かかります。

 

1日8〜10時間、それを3年間続けるか、それとも1日2時間を10年間続けるのかそれはあなたの自由です。

 

どれにせよ1万時間かかるのです。

 

 

どんな分野においても、あるものを習得するのに1万時間を投資した人というのは明らかに存在感が違います。

 

何かに精通すると傑出するのです。
ほとんどの人は1つの道に留まり何かに精通しようとは思いません。

 

あるビジネスのアイデアが浮かんでやってみたらうまくいかなかったからやめてしまおうとか、これはうまくいかないから別の仕事をしてみようといった具合に、2年間くらいやってみたらやめてしまいます。


1つの道に1万時間を費やしましょう。

1万時間に達すると基盤ができます。

 

すべての動き、テクニック、技術、そういったものを度重なる訓練で学ぶのです。

 

武道のようにあなた自身をそれに通して表現できるようになります。

 

何かに精通し、それを通して自分を表現できるようになって初めて、人があなたの意見を聞く様になります。

 

世界の中であなたの声が重要になる瞬間です。

 

そしてあなたの分野で価値をつくれるようになります。

 

どんな分野でもいいのです、どんな才能でもいいのです、あなたの力を発揮できるものがあればそれを続ければいいのです。

 


◆ よき指導者に出会おう!


同時に、すでに何かに精通している“ マスター” や良き指導者を見つけることも大切です。

 

彼らはあなた以上に卓越した頭脳、知識をもっており、あなたを導いてくれるはずです。

 

あなたが何かに精通する時間を短縮し、また1万時間経ったときにより深いレベルに到達させてくれます。


つまり、私たちは“ 私たち” が必要なのです。
私たちが何かに精通する為には、他でもない、私たちみなが必要なのです。

 

あなたはある分野に精通し、卓越する必要があるのです。

 

すべての行動、テクニックをその分野で習得し、それを他の人の為に価値をつくり、変革を起こすのです。

 

何かに精通している“ マスター” は、世界のすべての人

がその恩恵を受けられるよう、現代社会や文化の壁を超えるのです。