最近の技術者は技術に対する興味が薄いように感じます。なぜ技術に興味がないのでしょうか?
それはごはんを食べるのも忘れて熱中できるほど面白くないからだと思います。では、なぜ面白いと思えないのでしょうか?
それはわからないからだと思います。ハード・ソフトの技術はすさまじい速さで進化してます。さらに、複雑化しながら進化したため技術者は多くの技術を取得しなくてはいけない状況になりました。ひとつの技術に深く取り組む余裕がほとんどないほどに。
ちょっと入門書を読んで表面的な使い方だけを学び、なんとなく日々の仕事をこなしているというのが現状です。それだけでもそれなりに時間がかかります。このようにブラックボックスとして技術に触れているだけでは決してわかったと思えません。
わからないことをしていても面白くないし深く勉強する意欲もわきません。そして、わからないことをしているので自分はこのままでいいのか?とだんだん不安になってきます。
では、どうしたらよいのか?
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往年のコンピュータ・オタクは最新の複雑な技術であっても難なく理解できます。
この理由は初期の8ビット・マイコンが一般的に手に入るようになった時代からコンピュータに触れているからです。まだ数が少ない技術を時間をかけてコンピュータの基礎知識を学べたからです。
これらの基礎知識は今でもまったく変わってません。だから最新の複雑な技術でも理解できます。
コンピュータに限らず、何事もマスターするために知るべき「知識の範囲」があり個々の知識には「絶対的な基礎」があります。そして、これができたら一人前という「ゴール」があります。
技術は日々進化します。あなた自身も日々進化しなければあなたの技術者としての価値はどんどん下がっていきます。
ここで、ハード・ソフトの「知識の範囲」、「絶対的な基礎」、「ゴール」を身につけましょう。そして、ソフトウェアの本当の楽しさを知り、学び常に進化し続けましょう。