山の中を駆け抜けるトレイルランは、ロードとは違う魅力があります。
木々の間を駆け抜ける爽快感。
アスファルトとはまったく違う土や落ち葉の優しい柔らかい着地の感触。
視界がひらけたとき、目の前に広がる雄大な山々、はるか下に見える町並み。
登りが現れれば息が切れるほどキツいが、生きているという実感を味わうことも。
下りは自分の持ってる集中力を最大限に発揮し、転倒しないぎりぎりのスピードを追求するスリル。
そして、山中のきれいな空気の中で食べる食べ物は格別です。
自然と一体になっている感じがします。
常にアップダウンがあり、登りはいい感じの負荷になり下りはスピード感を味わうこともできる。
特に下りは足の置き場を常に探しながら走るので集中している感じもいい。
登りが現れれば、走るのをやめ。
平坦になればまた走り始める。
トレイルランは適度な負荷を与えられるインターバルトレーニングだと思います。
● レース、集団でのタイムトライアルの禁止
● あいさつ、声がけ(安全のため)
● ごみは必ず持ち帰る(自然保護)
● 登山道から外れない(自然保護)
登山を楽しんでいる人を見かけたら必ず歩きましょう。
そして、声を掛けて先に行かせてもらってからまた走りはじめるようにしましょう。
無理に抜こうとすれば危険ですしお互いせっかく楽しみに来ているのに気分も悪くなります。
どれぐらいの傾斜の登りは歩き、走るのかというあなたの指針を作ることが大切です。
これがないとペース配分が均等にならずに長い距離になればなるほど後半で力を使い果たしてしまいます。ロードと比べるとより自分のことを知らないとより高い目標を達成することは難しいです。
下りは常に先を良く見ること。走りながらここに足を置いても大丈夫というポイントを瞬時に判断することが必要です。
これができなければ、下りを駆け下りることは出来ません。
ただし、下りは確実に足の力を奪います。調子がいいといって思いっきり飛ばすとすぐに力つきてしまいます。なるべく着地衝撃が少ない場所を選択することも大事です。
靴下は五本指ソックスがいいです。私の足指は外反母趾で変形してしまっているのでなおさらですが、指と指が擦れる摩擦で足の指が痛くなってしまうことがあります。
あとソックスは山用の厚いものでなく薄いものでも靴の紐をきちんと結べば大丈夫だと思います。
なるべく肌を露出しない方がいいと思います。道によっては薮の中を進むことになり、肌を露出していると痛いですし肌も傷つきます。
ただ、長袖だと暑いときに体温調整ができないので工夫が必要です。
限られた時間の中で練習の質を高めるためには?
まず、あなたの現状を把握しましょう。
最初に現在のあなたが出せる最速のペースを確認するが重要です。その上で下記の5つの領域の能力を高めていく必要があります。
これらすべてを高めるには知性が必要です。知識だけでなくこの知識をどれだけ使いこなせるかが大事です。
目標を定め、それに必要な練習を自分の頭でよく考えること。そして、たえず良い動きを追求し体の声をよく聞くこと。
そうすれば必然的に走りの質が高まって走ることの本当の楽しさがわかると思います。