体が必要としているもので最も重要なのは「酸素」。
そして、2番目に重要なものは「水」です。
その証拠に体は水分のわずか20%を失うだけで死んでしまいますし酸素がなければほんの数分しか生きられません。
新鮮な空気ときれいな水を自分の体に与えることは何よりも大切です。
体内で最も多い液体はなんだと思いますか?
答えは ”リンパ液” です。
血液と思った人は多いと思いますがリンパ液の量は血液の2倍以上です。
リンパ液は体の全細胞を囲んでいます。
血液によって運ばれる栄養素はリンパ液に蓄えられます。
各細胞はリンパ液から血液によって運ばれた栄養素を吸収します。
個々の細胞は受け取った栄養素を新陳代謝し老廃物を生み出します。
そして、この老廃物をリンパ液に戻します。
ここで問題が発生します。
リンパ液をきちんときれいにしないと老廃物がどんどん溜まっていきます。
老廃物がリンパ液の中に溜まると血液からの栄養素をきちんと細胞に届けられなくなりさらに老廃物によって毒されてしまいます。
さらに問題は血液と違ってリンパ液を動かすためのポンプが存在しないことです。
体を動かす以外にリンパ液を運ぶ手段がないことです。
リンパ液を効率的にきれいにする方法は深呼吸です。
1日に3, 5回、5分〜10分程度深呼吸をすることでリンパ液は完全にきれいになります。
深呼吸の方法
① 肺が完全に膨らむまで鼻から息を吸う。
② 吸った時間の4倍の長さで息を止める。
③ 息を止めた半分の長さで口から息を吐く。
1:4:2の割合で息を吸って止めて吐きます。
食事の前に深呼吸すると食べ過ぎも防止できます。
栄養不足以上に気をつけるべきは水分不足です。
おそらく、あなたは体が必要としている十分な水分を摂っていないと思います。
水分不足になるだけで体のほぼすべての機能が低下します。
脳は収縮し、エネルギーレベルも落ちます。
体重の2%の脱水で持久力は10%低下します。
なぜか?
水を飲まないと体内にある毒素を排出できません。
体内で毒素を処理するためには膨大なエネルギーが使われるため疲れやすくなったり、眠くなりやすくなったりします。
毒素が体内に溜まったままになれば肩こりになったり病気になる確率も上がります。
さらに、水分不足になると血液が濃くなるので血流が悪くなります。
血流が悪くなれば細胞に十分な栄養と酸素を運ぶことができません。
最悪、脳梗塞心筋梗塞の危険も出てきます。
水分不足になるとこれだけの問題が生じるにもかかわらず私たちは喉が乾くまで水分が不足していることに気づけません。
が、喉が渇いている時点ですでに脱水症状です。
喉が渇いてなくても意識的に水を飲むことが大事です。
大人の場合、体重1kg当たり20~30mlの水分量を摂取した方がいいです。
男性は3L
女性は2L
必要です。
たくさん飲むならいい水を体に与えてあげましょう。
水は蒸留水、浸透水を作れる浄水器が一番いいです。
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飲んだ水は体内を循環して汗や尿になって体の外に出ていきます。
汗や尿と一緒に体内にある毒素も体の外に出ます。
水分を十分にとれば体内にある毒素をしっかり体の外に出すことができます。
水は必ず朝起きたとき食前、食事中にはなるべく飲まないようにしましょう。
消化液が薄まってしまうので食べたものを消化するのに時間がかかります。
飲むなら食前、食後10分以上はあけましょう。
体内の70%が水分であり健康になりたければ水分の多い食べ物を全体の食事の70%にする必要があります。つまり、新鮮な果物、野菜、フレッシュジュース、水(蒸留水が望ましい)です。
現代人のほとんどは水分の多い食べ物を30%以下しかとっていないため健康のあらゆる面で代償を支払うことを余儀なくされています。