マナーは相手にいい気分になってもらうためのものです。
登山の場合の相手とは、「山」や「登山者」です。
山や登山者に対していい気分になってもらえるような行動を心掛けましょう。
せっかく気分転換にきているのにお互いに不愉快な気分にならないためにもマナーを守りましょう。
山に対しても「~させてもらっている」という意識を忘れないことが大事だと私は思います。
◆ 自分を知ろう!
体力、技術を把握する。
最近自分の力量以上の山に行って事故を起こす人が増えてます。
何を持って自分は大丈夫と判断するかは難しいですが、足りないならきちんとトレーニングしましょう!
◆ 山行計画書を作ってきちんと提出しましょう!
安全に登山するためには事前の計画が重要です。
計画書の書き方はこちらへ
◆ 計画を周囲にも伝え下山連絡はきちんとしましょう!
誰にも伝えないと遭難したときに救助が遅れます。
心配するので忘れずに下山連絡しましょう。
◆ 時間はきちんと守りましょう!
集合時間に遅れれば計画が狂います。
計画が狂えば焦りが生じ冷静な判断ができなくなります。
◆ 電車やバスの中などではザックは下ろしましょう!
ストックも危ないのでザックから大きく飛び出す場合は外して手で持ちましょう。
ザックを背負っていると周りに迷惑です。
◆ 電車やバスの中は周りの迷惑になるような大きな声で話すのはやめましょう!
電車やバスなどの公共交通機関の中で大きな声で話すのは迷惑です。
◆ ストックをザックにつけるとき注意が必要です!
ザックからはみ出ていると木の枝が引っ掛かって後ろの人を怪我させたり、
岩などにストックが引っかかって自分がバランスを崩す場合もあるので注意が必要です。
◆ 登り優先です。
斜面を登る方が優先です。
ですが、原則にとらわれすぎるのもよくありません。
登山道の状況、疲れなどに応じて臨機応変に対応することの方が大事です。
安全に行き違える場所に近い方が待避して待つ方が安全な場合もあります。
常に周囲の状況や先を見て登山者を先に見つけどうするのがお互いに安全にすれ違えるかを考えることが大事です。
◆ 休憩は登山道を避け、人の邪魔にならないようにしましょう!
◆ 人に道を譲るときはザックを山側に避けましょう!
谷側で待っていると相手がつまずいたときにぶつかって谷に落ちてしまう場合もあります。
向きを変えるとき登山者を谷に落とさないように自分のザックに気をつけましょう
◆ 譲り合いの精神を持ちましょう。
歩くペースは人それぞれです。
はやい人たちは先に行ってもらいましょう。
◆ 追い越すときはひと声かけましょう!
無理に追い越そうとして転んで怪我をする事故も過去に起こってます。
◆ ごみは持ち帰り自然を大切にしましょう!
◆ トイレを使用したらきちんと使用料を払いましょう
トイレをきれいに維持するにはお金がかかります。
◆ 歯磨き粉や石鹸は使わないようにしましょう!
流れた泡が自然を壊すことになります。
人が作り出したものは人にとっては良いものでも自然にとって毒なものが多いです。
◆ 人数が多いときはパーティーを分けましょう!
山を登っていて大名行列のように長い列のパーティーに遭遇したらあなたはどう思いますか?
あと、熊鈴はパーティー全員がつけているとうるさいです。
◆ テント泊のとき20時以降は静かにしましょう!
明日朝早く出発するパーティーは寝るのも早いです。
周りがうるさいと眠れないので静かにしましょう。
◆ ヘルメット着用推奨エリアはヘルメットをかぶるようにしましょう
長野県には推奨エリアがあります。
遭難者の4人に1人は頭部を負傷しています。
ヘルメットを着用していたことで命が救われた事例もあります。
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