“彼を知り、己を知れば百戦危うからず”(孫子の兵法書より)
簡単に言うと事故の起こる可能性を下げて無事に下山するため。
そして、万が一遭難してしまったとしても生きて帰れる可能性を高めることだと思います。
※ ここでいう事故は下山後に病院へ行くような怪我をした場合も含まれます。
無事に下山するためには事前にしっかりとした準備と計画が必要です 。
登る予定の山の情報を調べてルートを把握。
山の状況を把握したら登る山が自分や一緒に行くメンバーの体力・技術で問題ないかを判断します。
そして、万が一遭難して通報できない状況になっても計画書を家族や山仲間と共有しておけば通報してもらえます。
また救助隊は計画書をもとに捜索方針を決めます。
計画書があれば捜索する場所の特定ができるので迅速な救助が可能になります。
詳しくは山岳保険のところで触れますが話しますが、遭難地点がわかっているかで迷惑をかけてしまう人の数も遭難したときに請求される費用も大きく変わってきます。