中部山岳や北関東、東北、上信越、北陸の山でみぞれや吹雪。
耐寒耐雪装備がないときは体温の低下、疲労凍死(低体温症)の危険がある。
現在の天気予報技術では予報可能。
天気予報で「解説」を聞く。
直撃されれば死亡率80%。
万一の避雷法を知っておく。
雲は発達し始めてから十数分から数十分で雷雲に発達してしまう。
今の予報技術でもいつどこで雷が起きるかは予測できないので登山中は雲に注意し早めに避難。
夏に限らず、春や秋でも起こる。
上空の寒気がカギなので天気予報「解説」を聞く。
弱い低気圧でも冬は荒れる。
日本海低気圧のときの特有の天気変化にも注意。
雪が重いので歩きにくく、登山道の両側の笹や小さな木が雪の重みで道をふさぐこともある。(通過に時間がかかり、かつ首から雪が入り冷える。)
布靴では水が滲み冷える。滑りやすいのでアイゼンが必要になる場合もある。スパッツがないと靴の上から雪が靴の中に入ってきて足を濡らす。
山で降られたときに最も危険な温度は+5℃~-5℃。みぞれや湿雪で濡れると体温がどんどん奪われる。
視界がきかない。
仲間からはぐれない、はぐれさせないことが鉄則。
積雪の状態が不安定なときに発生。大雪が積もった時、気温が上がり雪質が変化したとき、雨が降り雪の上層が重くなったときなどが注意。
高温の後の積雪が一番危険なので、入山前の気象状況を調べておく。
天気が良くなることはあり得ないから、一時的な天候回復や好天にだまされないことが大事。ラジオで、低気圧や台風が去ったことを確認してから行動を起こす。
台風が本州を横断し日本海に入るときは、下界は晴れても山は天気の回復が1日くらい遅れることが多い。